土方巽1960 しずかな家Ⅱ

3.17.2016

客演情報

t f B! P L

【出演者情報】
朗読者 in KAWAGUCHIの語り手・奈佐健臣が、横浜のアートイベント『土方巽1960 しずかな家Ⅱ(午後の部)』に出演。
このイベントは、舞踏のみに留まらない「土方巽の多面性」の継承を目的としています。
そこで我々は、舞踏の父たる土方巽へのオマージュを込めて、

内田百閒『件』

を野外にて上演します。

内田百閒「件」 
出演 奈佐健臣、河崎純(コントラバス)
演出・美術 北川原梓

日時 2016年4月2日 15時開演(3組中1番手です)
会場 光明山遍照院 東福寺 境内
         (横浜市西区赤門町2-17)

怪物と人間の概念が覆るこの作品が、横浜の、野外で、はたしてどんな顔を見せるのか。
今から楽しみです!

内田百閒とは、1889年(明治22年)-1971年(昭和46年)夏目漱石門下の日本の小説家、随筆家。飄々としたユーモアと、人間の本質をさらけ出す恐怖が持ち味の、稀代の名文家です。

■貴重!百閒先生の肉声■
https://youtu.be/LkiSzWq_NtM

『件』 (あらすじ)
黄色い大きな月の下、見果てもない広野の真中に、私は立っていた。
顔は人間で体が牛の妖怪、‘件’として。
人々が私の周りに集まって来る。
人々が私に期待している。
嗚呼私は、
     ―どうしていいか解からない― (大正十年(1921年)発表)


【イベント概要】

アートの街・黄金町(横浜市)は、50年以上前からアートの街だった!?

芸術の世界に強い影響を与えた前衛ダンサー・土方巽(1928〜1986年)。
じつは1960年に京急・黄金町駅から徒歩5分の赤門町で暮らしていました。
この企画では、現代のアーティストたちが集まり、
地域に残る土方の痕跡を汲み取りながら、同時代の表現として発信します。

午前の部:トークイベント
午後の部:野外公演

【午後の部・日時】
2016年4月2日(土) 午後15時〜(14:30受付開始)

【午後の部・会場】
光明山遍照院 東福寺(通称:赤門)境内(横浜市西区赤門町2-17)
https://goo.gl/maps/k4S33Pkraa42

予約:Peatix : http://peatix.com/event/153917/view

会場は13世紀建立の古刹。
創建以来7度焼き尽くされるも、家康より寺領3万石を寄進され復興したという歴史をもつ

土方巽が暮らしていた「赤門荘」と同じ通りに「東福寺」(高野山真言宗)という古刹があります。

 この境内で脂の乗りきった実力派パフォーマー3組が熱演します。
1:俳優・奈佐健臣(快飛行家スミス)による一人芝居
2:舞踏家・点滅による独舞(演奏・落合敏行)
3:俳音楽家の大谷能生とダンサー佐藤美紀による即興セッション

*各組30分(上映予定時間:1時間半+α)

 土方巽はモダンダンスからキャリアをスタートさせ、ジャズ、スパニッシュ、ショーダンス、映画出演など幅広い活躍を見せました。本企画では舞踏に留まらない「土方巽の多面性」を継承します。

2014年に行われた第1回公演のアーカイヴが見られます。▼
https://note.mu/yanvalou/m/mf984ce68093a

イベントfabcebookページはこちら▼
https://www.facebook.com/events/1715844731972222/

*雨天時の対応など、最新情報は https://note.mu/yanvalou/m/ma363e4aec17a を御覧下さい。