2017年3月23日

2015年開催の響宴ロウドクシャ1・イベントレポート


饗宴ロウドクシャ案内人、茶谷ムジです。 

4月9日饗宴ロウドクシャ4イベント詳細>>https://roudokusha.blogspot.jp/2017/03/494.html

チケットご予約>>http://saigonochikyu-jin.peatix.com/

 「五感のアステカー生け贄夜話ー」


ー2015年7月9日木曜夜ー
開演時間と共に暗闇と鮮血を彷彿とさせる赤に包まれ、会場は緊張感に包まれました。

最初のプログラム  ―「夜、あおむけにされて」ロウドクシャ公演―


バイク事故によって、血生臭い「夢」と「現実」の間を意識が行き来するようになった”彼”ー
アルゼンチンの幻想文学作家、フリオ・コルタサルが錯綜する意識を鮮やかに描いた文学作品「夜、あおむけにされて」の朗読者公演から始まった第一回目の響宴ロウドクシャ。 来場者のほとんどが「朗読者」初体験のなか、 音、灯り、空間演出、アートという形を通して感覚で文学を捉えるまったく新しい朗読が行われました。

「生け贄」などと物騒な言葉を使ったイベントに恐る恐る来てみたらいきなり真っ暗闇にされたので、驚き、怯えた人も居たかもしれません。
「朗読者」の表現は文学を音にすることだけではなく、公演そのものをインスタレーションとして提示するアート、「読まない」朗読です。会場が一体となって、フリオ・コルタサルの世界に入り込みました。

公演がクライマックスに向かい、主人公の意識の錯綜が進むに連れて、会場にはアステカ族の食文化をイメージした「生け贄プレート」の香りが漂いますます妙な空間に。 主人公の男と同じように、その場に居る人々もだんだんと夢か現実かわからなくなります(アルコールも入っていたりするとますます・・)。

 公演が終わるとスタッフ含めて会場全体の緊張感が解け、作品の余韻が漂う中で「響宴」の時間に。 アステカ族の雰囲気を存分に楽しみながら、普段は話す機会もあまりない話題「生け贄」や「アステカ」「遺跡」「古代文明」の話に花が咲き、会場はさらに異様な雰囲気になっていきました。


もう1つのプログラム ―アステカ入門―

前半の緊張感とはうってかわって、案内人による「入門編」。

しかし、テーマは多くの血を好み発展を遂げた謎の文明アステカ族なので、皆耳を塞いで怖がるかと思いきや、予想以上にお若い女性達が目をきらきらさせて聴いていたのが印象的でした。

「お客さんの中では誰が生け贄になるでしょうクイズ」では、中でも一番強そうなお客さんが選ばれましたが、当時のアステカでは神様の国に行けることは名誉なことであり、優秀な若い戦士から生け贄として祭壇に捧げられたと言われています。 皮肉にも、それはアステカ衰退の理由のひとつとなったのです。

「しかし、アステカ族はスペイン人たちによって本当に滅ぼされたのでしょうか・・・。神の国を信じたアステカ族は生け贄の儀式によって神の国へと移り住んで行ったと信じたのかもしれません・・・。」 という案内人の無責任な説を最後に、アステカ入門は終了しました。


最後 ―響宴の時間―

来場者と出演者、スタッフ混ざってラムやテキーラのカクテル、ビールで酔いながら、「オーパーツ」や「縄文時代」の話などさらに話題は深く、怪しくおもしろいもので溢れ、大変な盛り上がりをみせた宴になりました。盛り上げてくださった来場者の方々に感謝です。

来場された方々に改めて。神保町にてすばらしく不思議な夜を一緒に過ごしていただきありがとうございました。 また、お会いしましょう! そして、「こわい、でも何となく気になる」という方にはぜひ一度体験しにきていただきたいです。

読んでいただき、ありがとうございます。(ム)


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