11月22日、今日は小雪(しょうせつ)です。
小雪とは二十四節気のひとつで、二十四節気とは太陽の一年を24に分けて季節をあらわしたもの。
冬は冬眠したいほど苦手ですが、二十四節気を知ってからその言葉の美しさや奥深さに伴ってもう少し、季節を楽しめるようになりました。
小雪の感覚は、「あ、冬がきそうだな、」といった感じでしょうか。今日はマウスを握る手が少し冷たくなりました。
さて12月10日に上演する吉田篤弘「針がとぶ」ですが、稽古は順調に進んでおります。
吉田篤弘さんという作家、根強いファンが多い作家である一方、「はじめて聞く名前だわ!」という方も多いのではないでしょうか。
吉田篤弘さんの代表作といえば、
「つむじ風食堂の夜」
という小説です。
「つむじ風食堂の夜」とは
2002年に筑摩書房から出版された長編小説。後に“月舟町三部作”として人気を博すことになるシリーズ第1作目です。2009年に 篠原哲雄さん監督、八嶋智人さん主演で映画化されました。
つむじ風舞い起こる十字路の角にある食堂の、そこに集う人々の、迷える人生のお話です。
まあ、こんな風に切り取って言ってしまえば、よくある映画のあんなタイプね、と一蹴されてしまうかもしれませんが、そこは作家が切り抜く言葉とシチュエーションに身を委ねていただければ まったく違った旅ができるのではと思います。
以下リンク先で映画の予告編を見ることができます。 まずは一度「吉田篤弘」という作家がかもし出す雰囲気をあじわってみてください。
▼ https://youtu.be/clHfxg_0bwk