2017年7月18日
以前、谷崎潤一郎の「陰翳礼讚」を朗読者公演の演目として、覚えようとしました。ところが、ひと月たっても1ページ も入らない。そこで根をあげてしまって、急遽「刺青」に変更させてもらいました。『災い転じて福となす』。今「刺青」は朗読者の宝物になっています。
8月10日。妙壽寺猿江別院。作曲、コントラバスは河崎純さん。久しぶりに二人で、その「刺青」を語ります。そしていつの日か「陰翳礼讚」を。 いや、今のままだと百年かかるかも。
ロウドクシャ―文学体感 アート | 朗読者 ロウドクシャ