鎌倉芸術祭参加「鏡花語り 清方描く」@極楽寺
降りしきる雨の中、ご予約頂いた方ほとんどにご来場頂き、盛況のうちに閉幕致しました。ありがとうございました!
その二人の芸術家に見守られ、熟成と革新を繰り返した3度目の「外科室」。
斬新さを求めるよりも落ち着きを求めた、新たな1歩となりました。
ご来場いただいた皆様非常に熱心で、第一部の朗読者公演では涙ぐみ、第二部の文化講演ではふむふむと頷き、からだから感情がにじみ出ておられる方がたくさんいらっしゃいました。 場をともにする我々にとって、これほどうれしいことはありません。
物語を届けること、文化を共有すること、 そこにはもの(公演・イベント)を売るための手前勝手な“色”は不必要であると、再確認・確信できた瞬間でもありました。
10年先の公演を共に楽しみにしてくださるお客様と一人でも多く出会っていきたい。そのためにはより一層真摯なものづくりをしていこう。それは朗読者に関わるすべての興行について。
衒学的になることなかれ、奇を衒うことなかれ、上質であれ。
この言葉を胸に、朗読者はまた歩みを進めてまいります。 ご来場いただいた皆様、鏡花ファン・清方ファンの皆様、鎌倉芸術祭関係者の皆様、お気遣いご協力いただいたすべての方へ、心からの感謝をこめて。
朗読者一同