『鏡花怪談宴席』 於◎未来食堂
冬の饗宴ロウドクシャ、開催いたします!朗読者公演作品は、泉鏡花「夜釣」「星あかり」、冬の怪談会です。
夏に開催されるイメージの強い怪談会ですが、古くから冬の怪談会は粋な遊びとして親しまれてきました。
作品世界を盛り込んだ文学御飯と、身体を芯から温めるとっておきの熱燗をお供に味わう幻想的な鏡花の世界へぜひお越しください。
文学御飯を一緒にあつらえてくださるのは、神保町の日本教育会館の中にある、
“未来食堂”さん。http://miraishokudo.com/
昭和の椅子(老舗喫茶『新宿スカラ座』から継受)や未来図書、オーダーメイドの器に、新しい考え方。見たことのない”ふつう”に溢れたこの空間が、今回の饗宴ロウドクシャ会場です。
催し詳細
朗読者公演と文学御飯のコース・飲み物をお楽しみいただく、約三時間の会を予定しております。日時◎12月2日/17時開宴、17時30分〜公演
場所◎未来食堂(東京都千代田区一ツ橋2-6-2 日本教育会館 B1)
※地図はこちらから⇒http://bit.ly/2zJO3sL
料金◎4000円 +ワンドリンクオーダー制
チケットご予約◎http://peatix.com/event/320450
※限定15名となります。お早めにお申込みくださいませ。
朗読者公演 言葉◎奈佐健臣
泉鏡花の怪奇的作品から2作を上演いたします。「夜釣」
怪奇怪異で一番怖いのは何か。悪霊モノノ怪などの、理由がなく悪意に満ちた無分別な強襲は、それはもう怖いなんてものじゃありませんが、やはり。人を一番追い詰めていくのは、「祟り」、ではないでしょうか。
これは釣り好きの亭主に降りかかった、祟りのお話。
生き物の恨みは恐ろしい。殺生はどうか、控えめに。
「星あかり」
妖怪や幽霊のように外側に起こる怪異もあれば、幻覚幻聴のように自身の内側に起こる怪異もあります。 この「星あかり」はその “ 内側に起こる ” 怪異。幻覚に翻弄された挙句、ドッペルゲンガー(自己像幻視/自分と寸分違わぬ分身)に出遭ってしまうお話です。
2017年「怪談夜宴」@旧田中家住宅 |
文学御飯の御品書き/四幕仕立
◎一幕「花迎え一献」公演前にちょこっとお通し物を
※公演をはさみます
◎ニ幕「鏡花三小鉢」
鏡花の小説・随筆にちなんだ小鉢を三種類、ご用意いたします。
◎三幕「冬支度ニ椀」
寒さに備えてじんわり体を温める二種類のメイン料理を、ほっこりお椀に盛り付けて。
◎終幕「怪談御飯」
おばけもあやかしもすっかりお腹にいれてしまいましょう!
◎幕切れ
小夜の甘味とお茶を楽しみながら、泉鏡花に思いを馳せて。
【キャスト・スタッフ】
出演 奈佐 健臣
演出 北川原 梓
文学御飯提供 未来食堂
制作 横尾 有紀 茶谷ムジ
主催 饗宴ロウドクシャ