昨日は朗読者関係者で鎌倉へ行ってまいりました。
名付けて、
!「朗読者」と行く鎌倉美術館ツアー!
「朗読者と行く」わけですから、もちろん演出家・俳優も一緒に!
朝9時30分に鎌倉駅東口に集合し、鎌倉市鏑木清方記念美術館を皮切りに計7箇所を巡るという、何とも盛りだくさんの文化珍道中でありました。
鏑木清方図録 |
川口市が所蔵している《墨田川両岸》が展示されている企画展‘初夏を彩る―清方の名品―’を拝見するのが、
今回のメインイベントです。
ということで、横須賀線のお供は宮崎徹著「鏑木清方 江戸東京めぐり」
清方の絵と優艶な文章と、名画の舞台の現在の姿を絡めて、清方が憧れ懐かしんだ明治の東京を巡る図録です。
図録というと、大きく重く扱いづらいものが多いですが、こちらはハンディー。切り口が身近で構成もわかりやすく、清方入門にはうってつけ!
http://www.kyuryudo.co.jp/shopdetail/000000001159/001/O/page1/order/
墨田川両岸 川口市所蔵 |
こちらが《墨田川両岸》。
右が「梅若塚」、左が「今戸」という対幅です。
押絵羽子板を見ては、江戸川乱歩「押絵と旅する男」に脱線したり。
対幅《讃春》に母校の制服を見つけたり(描かれている女学生は、私の大先輩という事に!!)。
そうこうして降り立った鎌倉は……、雨でした。
スタッフ・演出家・俳優そろって時間通りに集合。
奈佐さんは「小学生の遠足気分で午前3時半に目が覚めた!」
北川原さんは「おやつにチーズ持ってきた!」
スタッフN君は「いや、僕雨男だから。」
ツアコンを務めてくださるプロデューサーO氏の旗振りでいざ鎌倉市鏑木清方記念美術館へと、小町通を進みます。
そして民家の間をせせらぐ小川を越えて、すっと小路に入ると……
鎌倉市鏑木清方記念美術館 |