明後日の2015年5月23日(土)、川口神社にて開催される川口一箱古本市。
なんと、朗読者 in KAWAGUCHIも店主として参加いたします!!
ということで、店名はズバリ
【朗読者 in KAWAGUCHI】
(……~文庫とか、~堂とか、もうちょっとひねればよかったかしら???)準備は着々と進んでおります。
今回のコンセプトは、こんな感じ。
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【川口一箱古本市サイト内 店主紹介より】
2013年より川口市にて展開中の文化プロジェクト・朗読者 in KAWAGUCHIが、公演を離れ、まちと本とアートを繋げていきます。今まで上演してきた作家の作品を中心に、文学から美術まで取り揃えてお待ちしております。キィワードは『文学を、体感する。』そして『川口を、体感する。』
さて一箱古本屋【朗読者 in KAWAGUCHI】、具体的にはどんな品揃えなのでしょうか。
選本責任者の演出・北川原さんにお話を聞きました。
―選本の基準について教えてください。
K:まずここは順当ですが、「文学」を中心に取り揃えています。
店主紹介では‘今まで上演してきた作家の作品を中心に’と書きましたが、いざ選本してみるとどれもこれも誰もかも、思い入れが強すぎて……。なんといっても、公演を共に乗り切ってきた仲間のようなものですから。
―とすると、上演作家作品はあまり入っていない?
K:はい、実は。その代わりといっては何ですが、当日は今まで上演してきた作品の写真や作家達のプロフィールなどをお配りしたいと思っています。
―では、どのような品を選ばれましたか?
K:今回の企画は、本を媒介にまちや人と触れ合うっていうことで。そこにアートをどう絡めて行こうかと考えて。
―朗読者 in KAWAGUCHIの公演を作るときのような感じで?
K:そう、私が選本責任者である以上、やっぱり一箱の中は舞台なんだと。ただ美術本を並べても脳がないし、ディスプレイに凝ったところでアートとは言い難い。ああでもないこうでもないと色々思いながら本を眺めていたら、ふと、もうそこに完成されたアートがある事に気付いたんです。
―本そのものという事?
K:そう、装丁。本ってびっくりするぐらい美しい装丁のものがあるでしょう?それもデザインがただ美しいだけではダメで、タイトルと推し量れる内容との究極の一体感が美しさを際立たせる。それを見て、外からアートを持ち込まなくてもそれぞれが抱えている宇宙があるって思って。ここに拘ろう!と決めました。ですから、今回商品として取り揃えた本は、どれも徹底的に装丁を吟味しています。もちろん良質な内容である事は大前提で。
―ある意味ハードルの高い選本ですね、
K:ええ、そうですね。でも、もう要らない本だから売りますって言うのは絶対に嫌だったので、いい縛りになりました。
とのことで、ではまずは目から楽しめるのねと品物を見せてもらいました。
本当に!!ため息が出るような美しい姿の本の取り揃え!
現代作家を中心に、国内外の素敵な本が集まりました。絵や写真が入ったものも多いですね。
この子達、当日どんな風に並べられて、どんな方の手の中にいくのでしょう。
皆様是非、美しい本の世界を堪能しに、川口一箱古本市へ遊びに来てください!
開催日時:2015年5月23日(土) 11:00~17:00
※雨天決行(雨天の際は川口神社向かいの金山町会館で開催)
会場:川口神社 埼玉県川口市金山町6-15
アクセス:JR川口駅東口より徒歩約10分
川口一箱古本市公式HP
http://khitohako.blogspot.jp/